■ 保育所の用語と基礎知識

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初版 2003/8/22


目 次

1、年齢関係の用語と知識
2、室の用語と知識 (ちっちゃい編)
3、室の用語と知識 (3歳〜5歳児編)
4、室の用語と知識 (管理編)


■ 用語リスト


◆ 年齢関係の用語と知識


年長・年中・年少
年少 3歳児
年中 4歳児
年長 5歳児 をいう。

産休明け児
生後〜2ヶ月目ぐらいの赤ちゃん。
衛生上の注意が必要で、産休明け児用のエリアは透明パーテーションなどで区切られることがあり、保護者であっても自由に入れない場合もある。

低月齢児・高月齢児
0歳児のグループを、生後半年の前後で区切ったもの。

0〜2歳児
まだ自発的に自分自身の世話が出来ない。

登園時は保護者が直接、保育士に受け渡すようになる。受け渡しの際は、体温のチェックや保護者から健康状態の話を聞くので、保護者と担当保育士のコミュニケーションの場を設置する場合もある。

保育室に入る前に体温チェックなどを行うので、保育室の入口付近にベンチやベビーベッドが配置されることもある。

3〜5歳児
自発的に自分自身の世話が出来るようになる。

一般的に登園時は、園庭を通り、テラスで靴を脱いで下駄箱に靴を入れ、保育室に入り、各自のお道具ロッカーに自分の荷物を入れることが出来る。

登園時は保護者と門で別れることも出来るし、保護者が気がかりな点があれば登園時に担当保育士と話すことも出来る。また、園バスも利用する。

自由に絵を書き、絵本を読み、園庭で大型遊具(ブランコ、すべり台等)遊んだり、テラスで騒いだり、ケンカして大泣きしたりと忙しい。

その他
通常、0〜2歳児と3〜5歳児に大きくグループ分けされるが、境界となるのは自分でごはんを食べる事が出来るか出来ないかの境目と考えてよい。

そのため2歳児までは保育室の中に食事コーナーを設け、担当保育士が子どもの食欲に合わせて与えることになる。




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◆ 室の用語と知識 ちっちゃい編

0歳児室〜1歳児室(満2歳児未満) (1.65u以上/人) 
産休明け児・低月齢児・高月齢児・食事コーナーなどにエリアが区切られる場合がある。
また、ほふく室(ほふくスペース)、育児に必要な玩具等は必須。
産休明け児は透明のパーテーションで区切られることもある。(雑菌から赤ちゃんを守る等)
室内は赤ちゃんの鳴き声がたえる事はめったにないが、外部の騒音からは離すのがセオリーである。
赤ちゃんを保育室の入口で保護者から受け取る場合、保護者により体温のチェックが行われるので入口付近にベンチやベビーベッドなどが用意される場合がある。

アセンブリパーツ (産休明け児)
ベビーベッド L 1300 × W 800
プレイマット L 1800 × W 1200 (床置きのマット、赤ちゃんが寝転んだりする、ほふく用)
奥行き400程度 (ちょっとした玩具等)
保母机 L 1200 × D 700 (保育士が使用)
ホット
キャビネット
W 600 × D 600 (暖かい濡れタオル)

アセンブリパーツ (低月齢・高月齢)
オムツ交換台 L 1300 × W 800
押入れ 奥行き900程度 (もの入れ)
玩具棚 奥行き400程度 (ちょっとした玩具、絵本等)
室内用すべり台 W 2000× D 2000 のT字形に書いて”すべり台”と書いておけばよい。(階段5段程度)
保母机 L 1200 × D 700 (保育士が使用)
ホット
キャビネット
W 600 × D 600 (暖かい濡れタオル)
手洗い L 1200× D600 (子ども用と保育士用を設ける)

沐浴室
主に0〜1歳児が使用する。(沐浴 - 赤ちゃんのお風呂)
通常は沐浴だけでなく、赤ちゃんのトイレ、衣類の洗濯などを兼ね、原則は0歳児の保育室に隣接する。

アセンブリパーツ
沐浴台 W 1200 × D 600 (流し台の機能+シャワー)
オムツ交換台 L 1300 × W 800
トイレ 3〜4ヶ程度 (陶器製、洋便器の少し小さめ)
ロッカー 奥行き350程度 (着替え用の衣類が入る)
洗濯バン W 600 × D 600 (ブースで囲む場合あり)
SK(汚物流し) W 500 × D 500 (ブースで囲む場合あり)
流し台 W 1200 × D 600 (汚れた衣類などの下処理)


調乳室
赤ちゃんのミルクをつくる部屋で、0歳児の保育室に隣接する。生後5ヶ月まではミルクのみで、5ヶ月以降は離乳食を少しずつ与える。
また保育室が2階にある場合などは、配膳室と兼用される場合もあるが、乳児から目が離せないため、保育室に隣接が望ましい。

アセンブリパーツ
流し台 W 1800 × D 600
奥行き300程度 (ミルク缶、器具などが入る)
滅菌器 W 600 × D 600 (スチーム等で哺乳瓶を殺菌)

ほふく室 (3.3u以上/人)
0〜満2歳未満までの子どもに必要なスペースで、ハイハイするところ。
保育室内に含まれる場合が多く、タタミやジュウタン敷きなどで床暖房する。

食事コーナー
保育士が離乳食を与えるスペース。保育室内及び保育室に隣接される場合がある。
離乳食の完了期は15ヶ月程度なので1歳児初期も必要であるが、保育室内にテーブル設置のみで済ませる場合もある。
食事コーナーが必要になった場合は、保育室内の手洗い場所付近に設ける事。

外気浴スペース
テラス、日光浴ではなく外気浴。赤ちゃんには必要で日常的に行われる。
小さめの園庭などと併設される場合もある。

2歳児室
調乳室は必要でないが、沐浴室は必要である。
アセンブリパーツも1歳児室とほぼ同じであることなどから、1歳児の保育室と兼用される場合もある。保育所の考え方でいろいろであるので、試験に関しても同様、所要室の要求事項によるものとする。

その他
保育所全般に通して言えることであるが、0〜2歳児までは身の廻りに危険がいっぱいである、保育室の備品で角のたつ配置は避けたり、食事コーナーのテーブルなどは角にRがついていたほうが、もしかしたらわずかながら印象度がUPするかもしれない。

また試験によく採用される中都市規模の地域でも、この年齢層の需要は延びているので古めの参考書よりはボリュームが大きくなる可能性あり。

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◆ 室の用語と知識 3歳〜5歳児編

3歳児室〜5歳児室 (1.98u以上/人) 
3歳児がまだ”おもらし”などをする場合があるので、3歳児保育室にはシャワー室を設置する場合もあるが、先の沐浴室で済ませる場合もある。

トイレは常時清潔に保つ必要があり、その都度保育士などが掃除することが望ましい事などから保育室に隣接(保育室内が理想)される。
トイレが保育室内に設けられた場合、通常は保育室2室で兼用する。

アセンブリパーツ
ロッカー W 300 × D 400 通常高さが1000程度になるので2段になることはない。人数ぶん必要
掲示板 棚やロッカーの上部に黒板状に設けられ、通常保育室の2つの壁面に設置する。
子ども机 W 600 × D 400
オルガン W 1000 × D 500
保育士机 L 1200 × D 700
手洗い D 500 保育室内に設けるか、トイレ内に設ける。
トイレ 1/200のスケールでは大人用のトイレとあまり変わらない。ブースは1000×1000程度。


遊戯室 (1.98u以上/人)
3歳児〜5歳児が頻繁に利用するので、保育室から動線が近いほうが良いが、試験の条件による。保育室に隣接されるケースもある。

他の用途として、父兄参観のイベント・お遊戯の発表・入園式などに使用される。

アセンブリパーツ
ステージ 奥行き3000程度 設置は試験の指示による。
どん帳や階段などが適宜必要となる。
物入れ 適宜 遊戯室に隣接される場合もある。
ピアノ 普通 W 1500 × D 700
グランド W 1500 × D 2000
水飲み場
手洗い場
D 500 適宜


テラス
幼児の動線の中心となる場合が多い。
園庭と保育室の中間に配置され、遊びのスペースと移動用の空間になる。また、朝夕の保育所の行き帰りの場でもあり、保護者と保育担当者のコミュニティの場にもなりやすい。
外気に開放する場合と、屋内用途にする場合がある。

南向きがセオリー的。

アセンブリパーツ
下駄箱 W 250 × D 300 H900 通常3段(1列で3人用)
手洗い場
水飲み場
D 500 適宜
歯磨きの時にも使用する。


遊戯場 (3.3u以上/人)
朝夕の保育所の行き返りの場でもあり、保育所であっても園庭ということがある。
通常、植栽で囲まれて門がつく。
日常の門はW 1000程度あれば十分で、朝夕の出入りにおいても常に門の開け閉めが必要で極端にいえば1人通過するたびに開け閉めが発生する。
大きめのスライド式の門を設置も必要であり、多人数が出入りする場合や園バスの乗り降りに使用される。

子どもは小さな隙間があれば”脱走”してしまうので、外部動線は完全閉鎖が基本となる。間違っても建物の外周を廻れば道路に出れてしまうような区画をしないことである。

また遊戯場内に保育士の目の届きにくい”くぼみ”等は避けるべきです。

※ 2階以上に保育室を配置した場合、園庭に消防車が入れるようにして置きましょう。(消防車等進入口)と書いておいて下さい。もしかしたら減点項目かも?

アセンブリパーツ
花壇 適宜
砂場 適宜
小さな池 適宜
鉄棒 W 1500 × 3連
すべり台 L 4500 × W 500 (階段部 L 1500含む)
ブランコ W 2500 × D 1800 (ブランコ2つ分、4つの場合は連続させればよい))
うんてい L 4000 × W 1500
ジャングルジム W 1600× D 1600 (4つ割、1マス400)
シーソー L 2800× W 200
水辺 適宜
飼育小屋 適宜 2000角程度。
鶏、オウム、九官鳥、うさぎ、カメ。臭いので嫌がる子どももいる。


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◆ 室の用語と知識 管理編

職員室
事務室、受付と兼用される場合がある。
保育中は子どもから目が離せないので、小学校と違い、日中に保育士がゆっくりお茶を飲むというような事はない。

園長室
職員室に兼ねられる場合もある。特に必要はない。

医務室
職員室の中に設けられる場合もある。
主に子どもが怪我をしたり発熱した時に使用する。保護者と保育士との会話が必要なので応接セットなどが配置される場合が多い。

職員室に併設する場合は2m角ぐらいでカーテンのラインを入れる。

教材倉庫
各保育室ごとに設けたり、1室で済ませる場合がある。

調理室
食事やおやつを作る。2階に保育室を配置した場合はリフトが必要になるので、縦動線により配置が決まってくる。
また食材搬入の為に外部に効率良く面すること。

耐火構造の区画が必要になる。ガラス越しに子どもが見れるようになった施設もあるが、おそらく特定防火設備(シャッター)で区画していると思う。

アセンブリパーツ
検収室 食材が持ち込まれた時に検収したり、流し台でジャガイモの泥などを落とす下処理をする。
食材搬入の基点なので、外部ドア必要。
2m×3mぐらい
食品庫 2m角ぐらい、適宜。検収室や調理室に隣接する。
厨房事務
ロッカー
2m×3mぐらい、WCは必須(保健所許可)。
栄養士や調理士が使用する。
サービス用
駐車場
適宜
配膳室 適宜、リフトが必要な場合は兼用したりする。
通常、台車に食事を積み込んだりする室。


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